Mary’s メリーズ

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車が遅くなった気がする・・・。
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    お客様からの電話。

    「最近、車が遅くなった気がする。アクセルペダルを踏み込んでもスピードの乗りが悪い。」  との事。
     
    寄ってもらって軽くエンジンルームをチェック。

    バキュームホースが1本抜けてる。

    これだけではないだろうけど、アイドリングが落ち着いた所で試運転。

    スタートの瞬間気付きました。

    「クラッチ滑ってる。。。」

    踏み代がほぼ無しでペダルを離す直前に動き出しました。

     

    もうちょっと乗ったら動かなくなりそうな雰囲気すらある。

    そう言えば、1年ほど前の車検時にそろそろクラッチ交換時期ですねと話をした記憶が蘇ってきた。

    通勤で使用しているので距離はそれなりに走ってた。
     

    何しろ履いてるタイヤがスタッドレスタイヤ。
     

    雨の日も雪の日も頑張ってます。



    日程の調整をして入庫して頂く事にしてその間に部品の発注。

    最近はシングルかツインの強化クラッチばかりでしたので純正タイプのクラッチは久しぶり。

    完全ノーマルなシングルキャブエンジンなので純正か純正同等品で十分です。

    で、お預かりしてリフトアップしてチェック。







    激しくオイル漏れ。

    シフトフォーク穴からこれだけ出て来てるとベルハウジング内は凄い事になってそう。

    フォークブーツ、シフトレバーブーツ・レバーピンブッシュも切れてると言うか溶けていると言うか・・。









    洗浄が一番時間かかりますね。

    アルカリ洗剤をかけてブラシで擦りながら汚れを落として高圧洗浄。

    一時間位やって終了。

     

     

    これ位で良いでしょうか。

    オイル漏れはフロントカバーのシールからでしたので外してシールとガスケット交換。

    今回はレリーズフォークのピボットも交換しておきます。

     

    レリーズフォークのピボットの当たる面も良くチェックしないとたまにクラックが入ってたりしますが今回は問題無し。

    新品ピボットには最初から緩み止めが塗ってありますが、カバーを止めてる5本のボルトのネジ部に液体ガスケットを塗布。

    これ忘れるとボルトを伝ってオイルが漏れてきます。




    今回は純正クラッチ相当の普通のクラッチなのでピボットはRB用純正。

     

    ミッションをRBなどの71Cを使う方はエンジンもクラッチもノーマルではないでしょうからニスモなどから出ている強化品が良いです。

     

    過去、何度もピボット折れを見てるので強化クラッチを使うならば、強化品を推奨します。
     

     

     

     

     

    ディスク、半分しか当たってない上にオイルも付着してそう。。
     

     

    リベットでフライホイールも削ってましたので外して研磨へ。
     

     

    クランクシールもチェック。

    ずいぶん昔の青いシールだ。

     

    昔は品番によって青かったり黒かったりした気がするけど最近は黒いのしかないのかな?

     

     

     

     


    にじみありですね。
     

     

    交換です。
     

     

     


    パイロットブッシュも緩くなってたのですね。
     

    勝手に転がり落ちてきました。
     

     

     


    エンジンのリアプレートも交換して、研磨の終わったフライホイールを組み付け、新品クラッチ組み付け。
     

     

     

     


    新品クラッチの画像撮ってなかった・・。
     

     

    まあ、あとはセンター出ししてカバーボルトを締めるだけです。

    クラッチが変わってベアリングスリーブの高さも変わりました。

    ニスモ強化でも使う28ミリって奴になりました。

    皆さんニスモ強化からOSやORCのシングルかツインに移行してますので、中古ですが沢山転がってますので取り替えておきます。

     

     

    オイル漏れ修理の終わったミッションを積んでミッションオイルも交換し、クラッチ交換終了です。
     

     

    オイル漏れと言えば、スピードメーターピ二オンからもオイル漏れしてメーターケーブル内にかなり入ってました。
     

     

    酷くなると室内までオイルが登って行って臭いしメーターの裏が汚れたり、メーターの故障の原因にもなるのでピ二オンシールを交換しておきました。

    以前から漏れていたと思われますが、シールとの間にOリングらしき物が入れてありグリスを詰め込まれていました。

    シール交換するかスリーブassyで交換すれば良いのですが、部品を調べる事が出来なかったり、待ってる時間がないんでしょうね。

    当社ではこんな時にすぐ部品交換出来るようになるべく在庫するようにはしています。

    今回の部品で注文したのはクラッチカバーとディスクの2点のみで対応する事ができました。

     

     

     

     

     


    追加でマスターシリンダーとクラッチホース、レリーズシリンダー交換して作業終了です。
     

     




    流用マスターシリンダーですが、日産純正品です。

    ハコスカ用のクラッチマスターシリンダーも製廃になってしまった位なのでこれもいつまであるかわかりません。

    今までは社外品が付いていましたが純正部品で使える物があるうちは、品質的にも純正部品が一番良いですね!




     

    【2019.01.26 Saturday 21:00】 author : Mary's | 本日は・・ | comments(0) | - | - | - |
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